マンションの基礎知識(2)
改造制限
競売不動産購入の購入を予定しており、入り口のドアやキッチン、さらにコンクリート壁を壊して広い部屋にしたいなどと考えている人もいるかと思います。
マンションのドアより内側は専有部分なので、どのように手を加えても構わないという考えからこのような改造工事を予定しているのだと思います。
ですが、実際に区分所有者がマンション内部で他の区分所有者の同意なく勝手に改装できるのは、壁紙の張り替えや厨房・風呂場の浴槽などの区分所有者自身が所有する設備の取り換えなど、意外に限られているものなのです。
マンションのドアはそもそも共用部分と考えられています。規約で禁止されているかどうかというより、共用部分と考えられています。規約で禁止されているかどうかというより、共用部分であるドアを勝手に取り換えたり、全面的に別の色に吹き付け塗装したりすることもできません。
キッチンの移動も給排水設備を移動することを意味し、水圧などマンション全体に重大な影響を与える場合があります。さらに、コンクリート壁はマンションの躯体部分であり、共用部分そのものです。建物の構造上、基本的な部分である壁を撤去することはできません。
日本人は元来、マンションのような区分所有建物に慣れていないために、戸建て住宅を積み上げたような意識から抜け切れていないようです。お互いに規約を守り、快適なマンションライフを送りたいものです。