内容を裁判所で調査する方法
物件の詳細を知る
私たちが、不動産業者の仲介でマンションや戸建て住宅を購入する場合、契約締結前に必ず宅地建物取引主任者の資格を持つ人から重要事項説明書に従って、購入物件の説明があるので、それで物件の詳細を知る事ができます。
しかし、競売不動産の場合は、物件について裁判所や執行官が現地を案内してくれたり、物件説明会を開いてくれるわけではありません。その代わりになるものが、購入希望者のために公開される期間入札の公告・物件明細書・評価書・現況調査報告書・不動産登記簿です。
裁判所の物件明細書等閲覧室に行くと、図書館の書棚のように物件別に整理されたファイルが並べられています。閲覧の申込みをすると、係の人がファイルを渡してくれるので、閲覧室で見ることになります。閲覧は無料で、コピーは有料です。
東京地方裁判所物件明細書等閲覧室は、いつも混雑しており、専門の業者ではなく、一般の不動産業者の閲覧も増加しているようです。
閲覧開始日から1~2日は待たされることも多いので、これを避けて行かれるほうがいいでしょう。東京地方裁判所の場合、1階の司法協会というところで閲覧開始日の2日前までにコピーを申し込んでおくと、開始日の朝に受け取れるという便利なサービスが始まっているので、これを利用するのもひとつの方法です。
もし、混雑に紛れて出来心でファイルを持ち帰ったりすると、裁判所から窃盗罪、窃盗・競売入札妨害罪などで処罰されてしまいます。実際に、全国で何件も事件が起きているので、そんなことはしないようにしましょう。